有田市地域福祉ネットワーク会議の防災アドバイザーに就任しました

有田市社会福祉協議会からのご依頼を受けて、有田市地域福祉ネットワーク会議の防災アドバイザーに就任しました。
9月17日 アドバイザーとして、初めて会議に伊永理事長と川下が参加しました。
今回は、防災学習会として、風水害の基礎や福祉施設のBCPや避難確保計画などについてお話させていただきました。

今年度アドバイザーとして、各施設からのご相談にも応じつつ、有田市地域福祉ネットワーク会議に参加させていただき、防災に関するテーマに、ADI災害研究所のノウハウをご提供していきます。
可能であれば、地域と連携した避難訓練や個別計画策定のワークショップなども行えればと思っています。

このような取り組みをご検討中の各地の社会福祉協議会の皆さん、福祉施設等で防災について計画や訓練等を策定されている施設等の関係者の皆さん、ADIでご相談に応じますので、お気軽にお問合せください。

愛媛県の避難行動要支援者研修会で講演しました

9月8日から9月11日まで、愛媛県内で行われた避難行動要支援者の取り組みについて伊永理事長が講演しました。
今回は、市町村の職員の方々の他に、社協等福祉関係者の方々にもご参加いただき、名簿情報の提供に関する同意確認や個別計画作成にあたってそれぞれの立場でどのような役割があるか等を確認していただきました。

ADI災害研究所では、避難行動要支援者の取り組みへの支援を行っています。研修会での講義やワークショップ、関係者会議などでのアドバイス等お手伝いしておりますので、ご希望の方はお気軽にお問合せください。

令和2年7月豪雨の球磨川被災地現地調査 緊急報告会(ADI減災カフェ)

令和2年7月豪雨の熊本県人吉市と球磨村の被災地調査の緊急報告会を開催します。
7月25~26日にかけて、被災地に行き、山岳部特有の被害状況を見てきた伊永理事長と宮野先生、片平気象予報士の3人が、各々の立場で視察による課題等を報告します。

報告者と報告内容

伊永 勉氏(一般社団法人ADI災害研究所 理事長)
  テーマ:全住民が避難できた球磨村渡地区茶屋集落で見えた避難行動から学ぶ
片平 敦氏(一般社団法人ADI災害研究所 理事 気象予報士)
  テーマ:12時間550ミリという豪雨が山間部を襲う気象現象の実態
宮野 道雄氏(一般社団法人ADI災害研究所 副理事長・大阪市立大学大学院特任教授)
  テーマ:人吉市から球磨村の地理的要因と被害発生の分析

日時:令和2年8月29日(土)10:00~11:30 オンライン開催Zoom
※Zoom はPC、スマートフォン、タブレット端末で使用できるビデオ通話サービスです。

参加費 ADI災害研究所会員 1,000円 一般 2,000円
参加費をお振込みいただいた方に8/24日頃から順次URL等をお送りします。

申込方法:ご参加希望の方は、お名前、ご所属名、ご連絡先電話番号、メールアドレスをメール本文にご記入の上お申し込みいただき、参加費を下記にお振込みお願いします。
恐れ入りますがお振込み手数料はご負担いただきますようお願いいたします。
参加費の領収証がご入用の方は、後日お送りいたしますので、お申し出ください。 

参加費振込口座: ゆうちょ銀行 店名 四〇八(店番408) 普通預金 5609119 名義一般社団法人ADI災害研究所

お申込み締切 8月28日午後1時 定員になった場合は締め切らせていただきます。

お申込み、ご連絡は、メール info@adi-saigaikenkyusyo.com 
ご案内PDF

熊本県球磨川被災現場視察

7月25~26日、熊本県の人吉市から球磨村の現場を視察してきました。
参加は伊永・宮野・片平・川下の4人で、各々の視点から被災現場を見て豪雨災害への対策を考える機会としました。
コロナ感染対策で、住民との接触を控えていましたが、被災した高齢者施設「千寿園」の前で、熊本朝日放送に同行取材の声をかけられ、その後、最も被害が大きかった球磨村渡地区の茶屋集落を訪れ、被災者の方のお話を聞かせていただく機会をいただきました。

相良橋
崩壊した相良橋

お聞きしたお話で印象深かったのが、「家も涙も球磨川が流していった」という言葉です。昭和40年の豪雨から4回の洪水を経験され、今回は全ての家屋が壊滅してしまいましたが、ここを離れたくないとのことでした。この地域は、支川の小川と球磨川の合流点の下流で、両河川のはん濫の勢いで、激流となって全てを流失させたということでした。住民の一人が「川津波だよ」と言っていいましたが、まさしく津波のように、水が襲ってきたということです。この地域は球磨川ラフティングで有名なところだが、その形跡はなく、瓦礫の山となっていました。

電柱が倒壊した線路


今後改めて検証の予定ですが、現地を見て感じたことは、濁流がどのように流れて行ったのか…これまでに見た他の被災現場とは違った光景でした。
茶屋地区全住民が、負傷者を出さず素早く避難できた経緯や、地域住民が行ったという支援の状況、広い平野部の浸水とは異なる山間狭窄部の洪水の怖さを学び、今後の教訓を探れたらと思っています。
被災現場を見た後に、避難所や仮設住宅建設現場も拝見することができました。仮設住宅はコンテナハウスで建設されており、非常に早く完成するようです。
今後オンラインなどを活用して、現地報告会などを実施予定です。

2020.07.29.伊永 勉

被災自治体と企業をつなぎます

今回の豪雨災害は、九州から始まり、各地で被害が発生しています。
ADI災害研究所では、被災自治体等で必要とされている物資等を会員企業をはじめとしたネットワークを活用し、調達のお手伝いをしています。 
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電話番号 06-6359-7711(コロナ感染予防対策として、時間を短縮しているため、お電話がつながらない場合があります。)
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