6月のADI減災カフェは、新任防災担当者のための防災講座

令和2年は、年頭から新型コロナウイルスの感染拡大による国民生活に未曾有の苦難を強いることとなり、ようやく緊急事態宣言は撤回されましたが、危機管理・防災部署では、間もなく始まる大雨と台風への備えに遅れが出ているのではないでしょうか。
ADI減災カフェも開催を延期していましたが、新任防災担当者向けの防災講座を実施させていただくこととしました。
防災担当者としてどんな知識を身に着けておく必要があるのか、どんな災害が来るのか、どんな備えが必要なのかなど、市民への出前講座の準備も考慮して、数多くの被災地支援の経験と、自治体職員の研修を行ってきたADI災害研究所の伊永が、防災を担当される職員のために、お役に立てる話をさせていただきます。
今回は、特に避難所の感染対策のヒントも提供いたします。

講  師 伊永 勉 一般社団法人ADI災害研究所 理事長
日  時 2020年6月23日(火) 10時00分 ~ 11時30分 頃迄(9時50分開場)
会  場 大阪市生涯学習センター第3研修室(大阪駅前第2ビル5階)
参加費等 無料 (完全事前申込制)
定員   15名 ソーシャルディスタンスを保つため、少ない定員となっております

ご参加の方はマスクの着用をお願いいたします。体調不良の場合はご参加をお控えください。
◆申込方法
ご参加希望の方は、下記参加申込書にご記入の上、FAXまたはメールでお申込みください。
お申込みを確認次第、参加受付メールをお送りさせていただきます。
今回のADI減災カフェは、地方自治体の方を対象としるため、一般の方のご参加はお断りしております。ご了承ください。

FAX 06-6359-7722   メール info@adi-saigaikenkyusyo.com 

ご案内と参加申込書

新型コロナウイルスの感染を防ぐ「避難所開設・運営」のヒント

新型コロナウイルスの感染が収束しない時期に、大規模な災害が発生して、避難所を開設することになった場合、避難所における感染拡大を防ぐ対策は、生死に関わる大切なことです。密閉・密着・密集にならないことを基本に、避難所開設と運営のヒントをまとめました。
新型コロナウイルスの感染を防ぐ「避難所開設・運営」のヒント
参考資料などを基に取りまとめていますが、間違いなどがありましたら、お問合せ先にご連絡ください。

避難所開設・運営のヒント表紙
避難所内は土足禁止
2避難所に入る前に
毎日健康チェック
感染者の避難について
避難スペース
6感染防止のために①
6感染防止のために②
感染防止のために③
感染防止のために④
隔離部屋
避難所内の消毒
参考資料

業務時間などのお知らせ

新型コロナウイルス感染症拡大及び政府からの緊急事態宣言をうけ、ADI災害研究所では、在宅勤務に変更します。
そのため、お問合せなどのお電話への対応ができなくなります。
お問合せ、ご連絡などはメールでお願いいたします。
メール info@adi-saigaikenkyusyo.com 

皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

新型コロナウィルス感染症対策のヒントをまとめました

新型コロナウィルス感染が拡大する中、昨日7都府県に発出されました。
私たちが日ごろからお付き合いのある福祉関係の施設や団体などの皆様にお役立てていただきたく、ヒント集をまとめました。
もちろん福祉関係以外の方でもご利用いただけます。
今後も情報を随時更新していきたいと考えています。
少しでもお役に立てれば幸いです。
PDFデータをご自由にお使いいただいて構いません。
また、表現や内容に誤り、ご意見がありましたら、メールでご連絡いただければ修正いたします。

新型コロナウイルス対策ヒント1(PDF)
新型コロナウイルス対策ヒント2(PDF)

ヒント2

2019年を振り返る

あと2週間で、令和の初年が暮れていきます。今年も多くの災害に舞われました。
今年は“ふくし防災“をモットーに、災害時の要配慮者の犠牲を減らすことを目的として、行政職員の研修や、災害対策本部の訓練、自主防災組織の育成等に関わり、新たな知見を習得できました。

20年後には、団塊の世代のジュニアが65才を越え、人口の約半数が高齢者となり、その40%が独居生活になるとの予想もあり、少子化により、年金問題、医療費負担など、余生を楽しむ余裕もないのに、南海トラフ地震が近づき、豪雨災害が増えています。来年こそ、明日は我が身の覚悟で、自分と家族を守ることを自覚しなければならないと思います。近所付き合いが面倒いう人も、災害時でもかまわないで欲しいとは思っていないでしょう。寂しい社会にならないことを祈っています。

2019/12/16 伊永 勉