10月のADI減災カフェは、福祉施設のBCP がテーマです

今年の夏は、日本の近くで台風が発生し、週末ごとに上陸するなど、被害が続いています。
この様に災害が身近になってきたことを受けて、高齢者や障がい者のみなさんの災害による犠牲ゼロを目指すためにも、政府が義務化を発表した、入所施設や通所施設、幼保園等の要配慮者施設の業務継続計画(BCP)の策定は必須となってきました。
要配慮者施設にとっては、ハザードマップの危険地域に所在する場合の「避難確保計画」も含めて、災害対策は急務課題とも言えます。
今回は、社会福祉協議会や要配慮者施設など福祉事業者のBCP策定の基本の他、昨今の風水害対策や在宅療養者等を対象にした施設向けのBCPの策定についても紹介します。

日   時:10月20日(木)10:00~ 約1時間
講   師:ADI災害研究所理事長 伊永 勉
参 加 費:無料
対   象:社会福祉施設・都道府県市町村・社会福祉協議会の職員等、ADI災害研究所会員 
実施 方法:Zoom

参加ご希望の方は、FAXまたはメールで下記の申込書をご利用いただくか、メールで参加ご希望の旨と所属、お名前、メールアドレス(zoom招待メール送付先)をご連絡下さい。
前日までに参加のためのZoomの招待メールをお送りします。(今回は資料の送付はありません)
FAX 06-6359-7722  メール adiアットマークadi-saigaikenkyusyo.com
ご案内(申込書) (PDF WORD) 

9月のオンラインADI減災カフェは、避難所開設運営とアクションカード

9 月オンラインADI減災カフェ(Zoom)のテーマは、「避難所運営の課題とアクションカードの効果~指定避難所の基本と誰でも開設できる体制の整備~」です。
令和になって、大雨や台風が相次いでいます。風水害では早期に避難所が開設され、支援物資の調達と受入れの準備も早くなっていますが、地震等突発的な災害時の避難所開設は、被災状況によっては鍵を開ける担当者が遅れることもあります。
また、避難所での快適な生活改善は、年々工夫されてはいますが、まだまだ十分とは言えません。
誰が避難所を開けるのか、住民主体で運営を継続できるのか、男女共同での運営組織ができるのかなど、コロナ禍を含めて、今後の避難所のあり方について、市町村が抱えている問題を考えてみたいと思います。
また、誰でも避難所を開設できるアクションカードの事例を紹介します。

日  時:9月21日(水)10:00~ 約1時間
講  師:ADI災害研究所理事長 伊永 勉
参加費等:無料
対  象:都道府県市町村・社会福祉協議会の職員等、ADI災害研究所会員
実施方法:Zoomで実施

<お申込方法>FAXまたはメールで下記の参加申込書をご利用いただくか、メール本文に所属、お名前、メールアドレス(zoom招待メール送付先)を記載の上、お申込みください。FAX 06-6359-7722 または、メール infoアットマークadi-saigaikenkyusyo.com

ご案内(申込書) WORD PDF

社会福祉協議会で災害対応訓練を実施しました。

8月28日日曜日に大阪市内の社会福祉協議会で地震を想定して災害対応訓練を実施しました。
初めに、夜間や休日に地震が発生したことを想定して、事務所近隣に居住するスタッフでアクションカードを使った訓練を実施しました。
今回は、ADIから、伊永理事長、宮野副理事長、川下の3名で参加し、訓練の進行支援やアドバイス、講評を担当させていただきました。

アクションカードをもとに、開錠して施設の安全点検をしました。
その後、訓練の初動対応を、社協災害対策本部チーム、社協チーム、災害ボランティアセンターチームに分かれて行いました。
いざというときに少しでも迅速にまた的確に判断、行動できるよう災害対応力をつけるために訓練を実施しました。

訓練後には、各チームごとの振り返りと全体の講評を行いました。
チームごとの振り返りでは、課題についての対応の判断に追加はないか等しっかりチームで共有と確認ができ、職員の皆さんの災害対応力の向上につながったと思います。

ADI災害研究所では、社会福祉協議会の災害対応訓練や研修の実施支援をしています。お気軽にお問合せください。

8月のADI減災カフェのテーマは福祉避難所です

8月オンラインADI減災カフェ(Zoom)のテーマは、指定福祉避難所の開設が、要配慮者の避難を進められるか~市町村の避難行動要支援者対策の遅れの取り戻しへの期待~ です。
政府は、令和元年の台風19号の反省から、要配慮者の避難について、指定福祉避難所を開設し、受入対象者を決め、災害時に直接避難ができるようという指針を発表しましたが、これからの豪雨や台風に備えて、福祉避難開設はどうあるべきか、市町村の防災と福祉担当部署や社会福祉協議会の職員のみなさんに、ADI災害研究所が各地の市町村で行ってきたアドバイス等で得た各地の事例と新たな知見を元に、令和3年度に発表された政府の狙いと対策を分析して、避難行動要支援者対策を進めるために、お役立ていただけるように、福祉避難所問題を解説させていただきます。

日  時:8月18日(木)10:00~ 約1時間 
講  師:ADI災害研究所理事長 伊永 勉
参加費等:無料(事前申込制)
対  象:都道府県市町村・社会福祉協議会の職員等、ADI災害研究所会員
実施方法:Zoomで実施(前日までに招待メールを送付します)

参加ご希望の方は、メールまたはFAXでお申し込みください。
FAX 06-6359-7722  メール infoアットマークadi-saigaikenkyusyo.com
ご案内(申込書) ( PDF  WORD ) 

災害ボランティアセンター運営支援者養成講座(全2回)のご案内

今年度も大阪市北区社会福祉協議会で「災害ボランティアセンター運営支援者養成講座(全2回)」が開催されます。
ADIで担当させていただきます。
①9月3日(土)13:00~15:45(受付12:50~)
②9月10日(土)10:00~15:30(受付9:50~)

今後起こりうる災害に適切かつ迅速に「災害ボランティアセンター」の運営を行うとともに、被災地で出来るボランティア活動、住民として出来るボランティア活動、日頃からの地域のつながりを大切にした防災活動とは何か。
この機会に、災害ボランティアセンター運営支援活動について学んでみませんか?
詳細は大阪市北区社会福祉協議会のホームページまたはチラシをご確認ください。

※2日間の講座に参加でき、災害ボランティアセンター運営支援者として事前登録が可能な方で定員16名(事前申込制・多数抽選)となっています。
※お申し込みは、大阪市北区社会福祉協議会に電話・ファックス・窓口にてお願いします。(8月20日申込締切)
※新型コロナウイルスの感染状況により、中止・変更となる場合があります。