11月のオンラインADI減災カフェテーマは福祉避難所

福祉避難所の必要性を再確認する~災害犠牲者を減らすのに欠かせない訓練の進め方~

避難行動要支援者対策について、内閣府の報告では全国1,741市町村で名簿の登録と事前提供先の選定は100%となっていますが、提供の同意取得や個別避難計画の策定はまだまだ進んでいないようです。
この個別避難計画にも関わってくる「福祉避難所」についても、昨今の災害でも課題となっており、開設の遅れや、開設運営が重要な問題となっています。
今回のADI減災カフェでは、福祉避難所の開設・運営をテーマに、市町村が施設と交わす協定における事前確認事項や、協定先として多い福祉関連施設等におけるBCPとの関連、さらに福祉避難所開設運営訓練の有効性等について、各地の事例を含めて解説します。
また、一般避難所の中に設置する福祉避難スペースの重要性や、近年多くなっている福祉関連入所施設以外での福祉避難所の設置等についてもお話します。
市町村における福祉避難所施設との取り決め、開設・運営の調整やマニュアル作成など、取り組みが進められるよう具体的なお話をさせていただきます。

日時: 令和6年11月20日(水)10:00~ 約1時間
講師: ADI災害研究所 理事長 伊永 勉
参加費等: 無料
対象: 都道府県市町村・社会福祉協議会の職員等、ADI災害研究所会員
実施方法: Zoomで実施
申込方法: FAXまたはメールで、お名前、自治体等団体名、部署名、Zoom招待メールアドレス、ご連絡先お電話番号をご連絡ください。複数端末からのご参加も可能です。。お申込みいただきました方には、前日までにZoomの情報をご連絡します。
FAX 06-6359-7722  メール adiアットマークadi-saigaikenkyusyo.com(アットマークを@に変換してください)

北区災害ボランティアセンター運営支援者養成講座を担当しました

大阪市北区社会福祉協議会で行われた「北区災害ボランティアセンター運営支援者養成講座」を理事長の伊永と川下で担当させていただきました。
講義と演習を組み合わせて、1日講座となりました。
災害ボランティアセンターがどんな機能を果たすのか、運営者スタッフとしては、どんな活動をするのか、災害ボランティアとは少し違った形での活動ですが、大規模な災害になればなるほど必要な存在です。
大阪市北区社会福祉協議会では、毎年運営支援者養成講座を開催されていて、初回からADIで担当させていただいています。
講座終了後には、受講証明書などをお渡ししています。
年度末には、各年に受講された支援者の皆様を集めたスキルアップ講座の開催も予定されています。
ADI災害研究所では災害ボランティアセンター運営支援者の養成講座の他、災害ボランティアセンターシミュレーション訓練などの実施も支援しています。
お気軽にお問合せください。

能登半島地震被災地の子供たちに図書カードを贈ろう

能登半島地震の発生から、半年過ぎますが、なかなか復旧が進まない中、被災地の子どもたちへの支援がまだまだ足りません。
児童養護施設や放課後学童などの子どもたちに、心の豊かさと安らぎを取り戻してもらえるように、本を贈りたいと思い、今回の活動を行うこととしました。
被災地にお尋ねしたら、子どもたちが希望する本が欲しいということなので、図書カードを贈ることにしました。
図書カードを贈りたい施設は、石川県と富山県の能登半島地震で被災から再建されている児童養護施設、放課後学童のデイサービスなどの施設、特別支援学校、子どもを対象とした福祉関連施設等です。
集めた図書カードは、10月に可能な範囲で、現地を訪問してお贈りする予定で考えています。
締め切りまで、ADI災害研究所で図書カードを募集いたします。
私たちの活動にご賛同いただける方は、図書カードをADI災害研究所までお送りください。
募集期間を延長しています。

募集内容
図書カード(未使用の図書カードに限ります)
図書カード以外での寄付をご希望される場合は、事務局へお問い合わせください。

募集期間
令和6年9月末ごろまで

図書カード送付先
一般社団法人ADI災害研究所 能登半島地震支援係 TEL 06-6359-7711
〒530-0015 大阪市北区中崎西1-8-24 アインズビル梅田807

募集チラシ(PDF)はこちら

お問合先  
一般社団法人ADI災害研究所 
〒530-0015 大阪市北区中崎西1-8-24 アインズビル梅田807 
TEL 06-6359-7711 メール infoアットマークadi-saigaikenkyusyo.com(アットマークを@に変えて送付してください)

絵本をつくりました

昨年度 公益財団法人JR西日本あんしん社会財団様の活動助成を受けて作成していました防災教材の絵本についてご希望の児童施設へ配布しています。
ご希望される児童施設の方は、メールまたはFAXでお申し込みください。
基本的に1施設2冊とさせていただいていますが、複数施設がある場合など施設の状況などによっては、複数部お送りすることもできますので、ご希望の場合は、お申込書にご記入ください。
絵本は無料で配布しておりますが、送料のみご負担いただいておりますため、送付用のレターパックをADIへお送りください。(複数部ご希望の場合は着払いでの対応とさせていただきます)
児童施設へ優先的に配布をしているため、個人の方からの受付は行っていません。ご了承ください。
ご希望の施設の方は、お申し込み手順をご確認の上、お申し込みください。
お申込み手順・申込書(PDF)

8月のADI減災カフェは個別避難計画がテーマです。

進まない個別避難計画策定の打開策になるか?~要配慮者本人による計画作成と、支援者の負担軽減策~

避難行動要支援者対策の進捗状況を見ると、登録名簿の作成と提供先の選択は、ほぼ全ての市町村で完了していますが、個別避難計画の策定については遅れている市町がまだまだ多くあります。各地の市町村に共通する問題は、支援者を貼りつける作業ということではないでしょうか。名簿提供の同意取得と個別避難計画を、同時に当事者に書いてもらう等の工夫もされていますが、民生委員等福祉専門職も定員不足で多忙ということもあり、地域住民の共助に頼るのも限界があるようです。
今回は、当事者や家族等によるマイタイムライン活用の個別避難計画作成の事例や、地域の支援者の負担を減らす避難者支援保険制度等新たな仕組みをご案内します。
 (年間スケジュールの一部を変更しましたのでご了承ください。)

日  時: 令和5年8月22日(火)10:00~ 約1時間
講  師: ADI災害研究所理事長 伊永 勉
参加費等: 無料
対  象: 都道府県市町村・社会福祉協議会の職員等、ADI災害研究所会員
実施方法: Zoomで実施
申込方法: FAX(06-6359-7711)またはメール(adiアットマークadi-saigaikenkyusyo.com アットマークを@に置き換えてください)で所属機関名、部署、参加される方のお名前、メールアドレス(zoom招待メール送付先)、ご連絡先お電話番号をご連絡下さい。下記の案内をご利用いただくか直接本文に記載ください。
ご案内(PDF)