この度の災害でお亡くなりになられた方に哀悼の意を表するとともに、被災された皆様にはお見舞い申し上げます。
たいへん広域に渡る甚大な被害が発生しました。
被災地の皆様や支援されている皆様には、これからの復旧に向けてのご苦労をお察し申しあげます。
当団体にもいくつかお問合せなどがありましたので、ご回答できるものは、ホームページでもご紹介していきたいと思います。
今回は、水害の被害にあわれた被災者の方々から、罹災証明についてのお問合せがありました。

被災者の皆さんが、「り災証明書」の発行を受けるための建物被害認定調査には時間がかかると思われます。
ただ認定調査を待っていては時間がかかるため、先に片づけをされる方も多いかと思います。
その場合、片付けをされる前に被害の程度を証明できるよう写真などで記録することをお勧めいたします。
参考となる資料として「自分でできる建物被害状況の記録の残し方について」を、常葉大学附属社会災害研究センターが公開しています。
「建物被害調査のトリセツ  -かたづける前に記録を残そう-」
http://sdrc.fj.tokoha-u.ac.jp/torisetsu/

上記サイトを参考にして写真などで記録を残してください。
ポイント
1 建物の全景を撮影しましょう。
できる限り建物を4方向から撮影してください

2 浸水した場合は深さを測っておくことだけでなく、メジャーなどで深さがわかるように撮影しましょう。
この場合、遠くから建物全景がわかるように撮影し、またメジャーのメモリがわかるように近づいて撮影もしておきましょう。

3 被害箇所を撮影してください。
被害箇所の場所がわかるように建物全体を撮影し、また被害箇所に近づいて被害状況がわかるように撮影しましょう。
写真で被害箇所がわかるように指差し等等をするとよいでしょう。

内閣府 防災情報のページに罹災証明の資料があります。
http://www.bousai.go.jp/taisaku/hisaisyagyousei/risaisyoumeisyo.html