2月から3月に社会福祉協議会のBCP作成支援としてワークショップを2回実施しました。この社会福祉協議会では、すでに BCPの作成をされていますが、今回さらに内容を充実させるために、ワークショップを実施して、特にアクションカードの充実のための検証を行いました。
また、現在のBCPが大規模な地震を想定しているため、事前の防災行動を計画できる水害時のBCPについても検討しました。
1回目は、アクションカードの充実を目的として、現在作成しているアクションカードをもとにシミュレーションして、見直しを行いました。
アクションカードの内容を知らない職員がアクションカードを使って、初動対応を行い、作成した職員らは行動の様子を確認しながら、それぞれ、課題を出し合いました。
今回のシミュレーションの成果として、たいへん多くの気づきがありました。この気づきをもとにアクションカードの充実を図ります。

2回目は、タイムライン防災の考え方をもとに、風水害時の防災行動について、時系列で各部署ごとに検討しました。
特に災害が起きるまでの行動を考え、どのタイミングで、BCPの発動になるのか等の意見も出し合いました。

今後、ワークショップを通じて見えた課題などをもとにBCPの充実を図っていきます。