9月のオンラインADI減災カフェは、避難所開設運営とアクションカード

9 月オンラインADI減災カフェ(Zoom)のテーマは、「避難所運営の課題とアクションカードの効果~指定避難所の基本と誰でも開設できる体制の整備~」です。
令和になって、大雨や台風が相次いでいます。風水害では早期に避難所が開設され、支援物資の調達と受入れの準備も早くなっていますが、地震等突発的な災害時の避難所開設は、被災状況によっては鍵を開ける担当者が遅れることもあります。
また、避難所での快適な生活改善は、年々工夫されてはいますが、まだまだ十分とは言えません。
誰が避難所を開けるのか、住民主体で運営を継続できるのか、男女共同での運営組織ができるのかなど、コロナ禍を含めて、今後の避難所のあり方について、市町村が抱えている問題を考えてみたいと思います。
また、誰でも避難所を開設できるアクションカードの事例を紹介します。

日  時:9月21日(水)10:00~ 約1時間
講  師:ADI災害研究所理事長 伊永 勉
参加費等:無料
対  象:都道府県市町村・社会福祉協議会の職員等、ADI災害研究所会員
実施方法:Zoomで実施

<お申込方法>FAXまたはメールで下記の参加申込書をご利用いただくか、メール本文に所属、お名前、メールアドレス(zoom招待メール送付先)を記載の上、お申込みください。FAX 06-6359-7722 または、メール infoアットマークadi-saigaikenkyusyo.com

ご案内(申込書) WORD PDF

4月から専門学校の災害初動アクションカード作成を支援しています

4月から大阪市内にある某専門学校の災害初動アクションカード作成のお手伝いをしています。
大規模な災害時にも学生と教職員の安全を確保するため、いざというときにどんな行動が必要か、そのために事前にしておくことは何か等、教職員の方々と一緒に検討しています。
4月には、伊永理事長がアクションカードの作成について研修をさせていただき、教職員の方々と、伊永理事長、宮野副理事長、川下で、学校施設を上から下まで見せていただき、災害時に注意が必要なところなど確認しました。

5月と6月は、実際に地震で激しい揺れが起きたら、どう行動するか、を皆さんと一緒に考えて、アクションカードの作成を進めています。

11月のオンラインADI減災カフェは、福祉施設の防災です。

11月のオンラインADI減災カフェは福祉施設向けの内容です。
テーマは、「避難確保計画」と「災害初動期アクションカード」~福祉施設から災害の犠牲者を出さないために~です。
近年、相次ぐ風水害で、要配慮者施設が被災する事例も増えていることから、水防法と土砂災害防止法の改定により、要配慮者施設である、高齢者・障がい者施設、児童施設等に対して、浸水を想定した「避難確保計画」の策定が努力義務となりました。
今回は、要配慮者施設の避難確保計画策定におけるポイントと事例を紹介し、さらに夜間や休日に災害が発生した場合を想定して人員不足に備えた災害初動期のアクションカード(初動期指示書)をご紹介しします。


◆日  時:11月17日(水)10:00~ 約1時間
◆講  師:ADI災害研究所理事長 伊永 勉
◆参加費等:無料
◆対  象:要配慮者施設・社会福祉協議会・自治体の職員等、ADI災害研究所会員
◆実施方法:Zoomで実施
<お申込方法>FAXまたはメールinfoアットマークadi-saigaikenkyusyo.com(アットマークを@に変えてください)で下記の参加申込書をご利用いただくか、所属、お名前、メールアドレス(zoom招待メール送付先)をご連絡下さい。前日までにご参加いただくためのzoomの情報をご案内いたします。