避難支援の様子

12/23 ADIオンライン減災カフェは個別避難計画がテーマです。

12月のオンラインADI減災カフェ(Zoom)のテーマは、避難行動要支援者個別避難計画策定推進の課題と対策事例~法改正後7年、進まない現状を検証~ です。

平成26年災害対策基本法の改定によって始まった、要配慮者の災害時の避難支援対策が、7年経過した今、全国市町村で名簿の一括化や名簿情報の提供先は、ほぼきまっているのに、自治会や民生委員等の支援関係者に提供されているのは半数に満たず、個別避難計画はまだ10%程度しかできていません。
この遅れに対して政府は相次ぎ法の改定と新たな指針を発表しています。
今回は、政府の新方針と各地での取り組みの状況を検証して、この制度を推進する担当者のみなさんに参考としていただけるよう解説します。

避難支援の様子

◆日時:12月23日(木)10:00~ 約1時間
◆講師:ADI災害研究所理事長 伊永 勉
◆参加費等:無料
◆対象:自治体・社会福祉協議会の職員等、ADI災害研究所会員
◆実施方法:Zoomで実施

<お申込方法>
FAXまたはメールinfoアットマークadi-saigaikenkyusyo.com(アットマークを@に変えてください)で下記の案内にある申込書をご利用いただくか、所属、お名前、メールアドレス(zoom招待メール送付先)をご連絡下さい。前日までにご参加いただくためのzoomの情報をご案内いたします。
案内 WORDファイル  PDFファイル

福岡県で2回目の外国人の防災訓練を実施しました。

11月21日 福岡県福岡市の福岡市立早良市民センターで「外国人のための防災訓練」を行いました。
今回は、福岡市内に住んでいる、または、通っている外国人の皆さんがたくさんご参加くださいました。
初めに、伊永理事長が外国人の皆さんに防災について学習会を実施しました。

日本語がわかる人、わからない人、様々な外国人の参加者と一緒に、大雨や地震こと、地震で揺れた時どう行動するか、大雨の時はどんな服装で避難するか、どこに避難するか等を学びました。

学習会の後、住んでいる地域や通っている学校のある区のハザードマップを見ながら、どんな情報が載っているのか、どこが危険か、どこに逃げるかなど、確認しました。

最後は、ダンボールベッドやダンボールトイレをつくったり、体験したり、もしもの時のトイレのことを考えて、凝固剤なども確認しました。

ダンボールベッドなどは、法人会員の株式会社タカオカ様にご協力いただきました。

この外国人の防災訓練は、福岡県が実施している事業です。3月までに福岡県内を順番に回ります。

災害ボランティアセンター運営支援者養成講座を行いました

11月13日 20日の2日にわたり、大阪市北区社会福祉協議会で実施された「第3回災害ボランティアセンター運営支援者養成講座」をADIが担当しました。
13日は、災害ボランティアや災害ボランティアセンターについて学んでいただき、実際に寄せられる被災者からのニーズへの対応を検討しました。
また、50食のアルファ化米を参加者の皆さんんで作っていただき、試食を兼ねて昼食にいただきました。


20日には、被災者やボランティアのニーズ受付の体験を2人1組になってを行いました。
あらかじめ準備されている被災者役やボランティア役と被災者受付担当役とボランティア受付担当役になって、実際の災害ボランティアセンターのように受付体験を行いました。受付の際の聞き方や確認事項等、難しさも感じながら、皆さん、少しずつ手際よく進められるようになった印象でした。

2日間の講座を受けていただいた方には、修了書と学習証明書をお渡ししました。
最後に、参加者の皆さんの一緒に集合写真を撮って終了しました。(マスクは、写真撮影のためにはずしました)


年明け1月にはこれまでの修了者へのスキルアップ講座も予定されています。
今回も皆さんから私たちも学ぶことの多い講座でした。ありがとうございました。

11/28 福岡県で外国人のための防災訓練と外国人支援ボランティアの研修を行います

福岡県で今年度取り組まれる外国人のための防災訓練をADIではお手伝いしています。
第3回目は、11月28日に田川市の会場で実施されます。
今回は、併せて、災害時の外国人支援ボランティア研修会も同時開催です。
外国人のための防災簿訓練は、田川市、香春町、添田町、糸田町、川崎町、 大任町、 赤村、福智町にお住まいか、通勤・通学されている外国人の方が対象です。
当日は、地震や大雨のことや周りの危ないところを地図で見たり、避難所ではどんな生活をするのかといったことを体験したりします。
今回は、理事長の伊永が、講師を務めます。
日時 2021年11月28日(日曜日)13時から16時00分まで 
場所 田川市市民会館講堂          
ご参加を希望される方は、下記のURLからお申込みいただけます。

個人での申込み https://www.shinsei.elg-front.jp/fukuoka/uketsuke/dform.do?id=1635232710663

会社や団体での申込み https://www.shinsei.elg-front.jp/fukuoka/uketsuke/dform.do?id=1635233059324

また、今回は、災害時に外国人支援ボランティア研修会も同時開催です。
こちらは、筑豊地域にお住まいか、通勤・通学されている方で、災害時に外国人住民の支援にご関心のある方が対象です。
当日は、地震や大雨など防災に関する基礎の他、避難や避難所生活等に関すること、災害時のボランティア活動に関すること、外国人への支援に関することについて解説します。
後半には、外国人の参加者と一緒に避難所生活について体験等をします。
講師は ADI災害研究所理事の 軸丸が担当します。

日時 2021年11月28日(日曜日)13時30分から16時00分まで 
場所 田川市市民会館講堂  
ご参加をご希望される方は、下記URLからお申込みいただけます。

申込み https://www.shinsei.elg-front.jp/fukuoka/uketsuke/dform.do?id=1626395300459

募集チラシは、こちらをご覧ください 外国人のための防災訓練  外国人支援ボランティア研修会

11月のオンラインADI減災カフェは、福祉施設の防災です。

11月のオンラインADI減災カフェは福祉施設向けの内容です。
テーマは、「避難確保計画」と「災害初動期アクションカード」~福祉施設から災害の犠牲者を出さないために~です。
近年、相次ぐ風水害で、要配慮者施設が被災する事例も増えていることから、水防法と土砂災害防止法の改定により、要配慮者施設である、高齢者・障がい者施設、児童施設等に対して、浸水を想定した「避難確保計画」の策定が努力義務となりました。
今回は、要配慮者施設の避難確保計画策定におけるポイントと事例を紹介し、さらに夜間や休日に災害が発生した場合を想定して人員不足に備えた災害初動期のアクションカード(初動期指示書)をご紹介しします。


◆日  時:11月17日(水)10:00~ 約1時間
◆講  師:ADI災害研究所理事長 伊永 勉
◆参加費等:無料
◆対  象:要配慮者施設・社会福祉協議会・自治体の職員等、ADI災害研究所会員
◆実施方法:Zoomで実施
<お申込方法>FAXまたはメールinfoアットマークadi-saigaikenkyusyo.com(アットマークを@に変えてください)で下記の参加申込書をご利用いただくか、所属、お名前、メールアドレス(zoom招待メール送付先)をご連絡下さい。前日までにご参加いただくためのzoomの情報をご案内いたします。