福岡県で外国人のための防災訓練を実施しました

10月31日 福岡県太宰府市のプラム・カルコア太宰府で行われた「外国人のための防災訓練」 無事終了しました。
今回は、太宰府市の他、筑紫野市、春日市、大野城市、那珂川市に住んでいる、または、通っている外国人の皆さんがご参加くださいました。
初めに、伊永理事長が外国人の皆さんに防災について学習会を実施しました。

日本語がわかる人、わからない人様々な外国人の参加者と一緒に、大雨や地震こと、地震で揺れた時どう行動するか、大雨の時はどんな服装で避難するか、どこに避難するか等を学びました。

学習会の後、住んでいる地域や通っている学校のある市のハザードマップを見ながら、どんな情報が載っているのか、どこが危険か、どこに逃げるかなど、確認しました。

最後は、ダンボールベッドやダンボールトイレをつくったり、体験したり、もしもの時のトイレのことを考えて、凝固剤なども確認しました。
次は11月21日に福岡市の会場で実施です。
ダンボールベッドとダンボールベッドは、法人会員の株式会社タカオカ様にご協力いただきました。

この外国人の防災訓練は、福岡県が実施している事業です。

災害ボランティアセンター運営支援者養成講座を担当します

大阪市北区社会福祉協議会で開催される「災害ボランティアセンター運営支援者養成講座」をADI災害研究所が担当します。
2日間の日程で講義と演習を行い、全講座受講者には、修了書や学習証明書が発行されます。
ご興味のある方は、大阪市北区社会福祉協議会のホームページをご覧ください。

募集チラシはこちら

福岡県で外国人のための防災訓練を実施します

福岡県で今年度取り組まれる外国人のための防災訓練をADIではお手伝いします。
第1回目は、10月31日に太宰府市の会場で実施されます。会場の太宰府市の他、筑紫野市、春日市、大野城市、那珂川市に住む外国人にご参加いただけます。
当日は、地震や大雨のことや周りの危ないところを地図で見たり、避難所ではどんな生活をするのかといったことを体験したりします。
今回は、理事長の伊永が、講師を務めます。
ご参加を希望される方は、下記のURLからお申込みいただけます。
個人での申込み https://www.shinsei.elg-front.jp/fukuoka/uketsuke/dform.do?id=1626133395035
会社や団体での申込 https://www.shinsei.elg-front.jp/fukuoka/uketsuke/dform.do?id=1626393925997

詳しくは、募集チラシ(PDF)を見てください。

10月のADI減災カフェは災害時の福祉的支援と福祉避難所の開設運営」がテーマです

近年、日本各地で地震や豪雨などの災害が頻発し、昨年からは、新型コロナウイルス感染拡大により、避難や避難所生活でも、防疫対策が重要課題の一つとなりました。
一方で、避難行動要支援者など要配慮者が一般の避難所で過ごすためには、様々な配慮が必要となり、福祉避難所へのスクリーニングや迅速な福祉避難所の開設が重要となります。
今回は、東日本大震災や熊本地震、近年相次ぐ豪雨災害等で起きた福祉避難所の開設・運営における課題と、必要な機能、受入れ条件等やコロナウイルスなど感染症対策等福祉避難所のあり方と一般避難所内の福祉避難スペース等災害時の福祉的支援について、各地の事例も含め紹介します。

◆日時:10月13日(水)10:00~ 約1時間
◆講師:ADI災害研究所理事長 伊永 勉
◆参加費等:無料
◆対象:自治体職員、社会福祉協議会職員、ADI災害研究所会員
◆実施方法:Zoomで実施
<お申込方法>
FAX(06-6539-7722)またはメール(infoアットマークadi-saigaikenkyusyo.com アットマークの部分を@に置き換えてください)で参加申込書をご利用いただくか、所属、お名前、メールアドレス(zoom招待メール送付先となります)をご連絡下さい。実施の前日までに招待メールを送付いたします。


ニュージーランドのコロナ対策

ニュージーランド(以降NZ) オークランド在住の友人から、NZのコロナ対策の報告が届きました。

~9月3日の朝(日本時間)にもらった報告から~
すでに3週間出勤していませんが、wage subsidy という給料保証で、給与の80%が雇用主に最大12週間に亘り支払われ、それが従業員に支払われるので生活はできています。
給与20%減で生活が厳しくなる人には、別の申請もあり、食費や医療費等の補助もあります。
補助金は全てオンラインで申請でき、大抵3〜5日で支給されます。去年のロックダウンの際も同じような保証がなされています。
NZのロックダウンのalert level(警戒レベル)は1〜4に分かれており、4が最もserious(深刻) なロックダウン状態を示します。
この3週間弱alert level 4でしたが、昨日からオークランドを除くニュージーランド全土alert level 3に下がりました。
alert 4は完全ロックダウンで、病院、スーパー、銀行、ガソリンスタンド、ペットショップ(餌だけ)、公的交通機関等の運営はokですが、基本的に「Stat home with bubbles」(ステイホームと バブル環境)bubbles というのは家族やflat mate(同居人)など日常生活を共にしている人のみの環境を守ることです。違反者は捕まります。
今回のロックダウン中にダニーデンでサーフィンしている人達が捕まっていました。
alert 3は基本的にalert 4と同じですが、飲食店では、お客はcontactless(非接触)でなければならず、take awayになり、オンラインで注文して受け取りに行く形です。
Alert 2になると随分気楽になり会社に出勤するのに規制はありますが、飲食店がreopen(再開)したりします。 NZ人は結構優等生です。

この報告を聞いて、日本とは違うロックダウンの風景にビックリしました。私たちも、まずは個々がそれぞれできる対策をして、感染拡大を抑え込みたいものです。

伊永 勉